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生後7ヶ月で母乳をあげるのを止めた話

ひつじ

母乳をいつまであげるか、いつまであげたら良いのか、よくわからないまま子育てをしていました。

私より早くやめた人もいれば、保育園に通うからあげるのをやめた人、赤ちゃんに母乳を拒否されるようになったので止めざるを得なかった人、いろんな人がいます。

 

さて、私。

自分でも、こんな理由で、こんなタイミングでやめるとは思わなかったです。

 

卒乳するまで

いつ卒乳するか

産後子育てしながら、「母乳が出なくなるまでは授乳を続けよう」と考えていました。出なくなったら仕方がない。でも、

 

出なくなるのっていつだろう?

突然でなくなるのかな?

出が悪くなったらどれぐらいミルクを足せば良いんだろう?

 

と、わからないことも多く、卒乳のことはやや不安に感じていました。

 

卒乳した人の話

同じ月に出産したママ達から、「卒乳した」という話をチラホラ聞くようになりました。いつ頃だったか正確には覚えてないけど、生後5~6ヶ月ぐらいだったかな。

 

それを聞いて、「もうするんだ!」「これぐらいの時期からあることなんだ!」とびっくり。全然時期とか知らなかったので。

そして、「最後の授乳の時は泣きながらあげたよ」という話を聞いて、「私も泣くのかな」「泣いてしまう気持ちはわかるな」「最後をどんな気持ちで迎えるんだろう」といろいろ考えさせられました。この体験談は聞いておいて良かったです。心の準備が出来たという意味で。

家族からの話

家族から、「歯が生えたら授乳中に噛まれて痛いよ」「葉が生える前に母乳やめたほうが良いよ」「知り合いは乳首食いちぎられたよ」という話を聞いて、ゾッとしました。

歯が生えたら噛まれる・・・という話は聞いたことがあったので、怖いな~とは内心思っていたのですが、だからといってそれを理由に卒乳しようとは、これっぽっちも考えていませんでした。せっかく母乳が出てるなら、出てる間はあげたいと思ったので。

 

あと、新型コロナウイルスのワクチン接種に行った時に、母乳から赤ちゃんもワクチンの効果が得られるよ、というようなお話を聞いたので、コロナ重症化を避けるためにも母乳はあげたかったです。まだ赤ちゃんは新型コロナウイルスのワクチンの注射打てないですし。

卒乳したきっかけ

私は母乳だけで育てられるほど出てなかったのでミルクと混合で育てていたのですが、家族から「もっとミルクを増やした方がいい」「母乳の出が少なくて赤ちゃんが可哀想」などいろいろ言われ続けたことが本当に辛くて、その辛さのピークが生後6ヶ月の時にきて授乳しながら泣いてしまい「もうこれは精神的に無理だ」とギブアップしてしまいました。

一応、赤ちゃんは成長曲線より大きく成長してるし、ミルクが少なくて泣いたりすることが無かったので、なんでそんなに言われるのか本当わからなかったですし、話してもわかってもらえませんでした。単純にミルクの飲みっぷりが良い子だったので、もっと飲ませてあげたかったんだと思う。(腹八分目より満腹の方がより幸せという感じ)

 

夫からも言われてましたが、夫は何回も話すうちにようやく理解してくれて言うのをやめてくれたのでまだ良かったです。最後には味方になってくれました。

でも他の家族には最後までわかってもらえず、授乳がとにかく苦痛でした。授乳してる所を見らてるといろいろ言われるので、コソコソ隠れてするものみたいになってましたし。見つかったら「また何か言われる!」と身構えてしまいました。

 

あと、ミルクが少ないといろいろ言われても、私も初めての子育てで「私の足してるミルクの量は100%正しい!」とは言えず、あまりにも言われるので自信をなくして増やしてしまいました。

結果、子がどんどん大きくなるので「これはミルク足し過ぎだよ。減らすよ。」と言ったら、「こんなに大きい子なんだから、ミルク減らしたら可哀想。もっと増やすべき。」と言われ、さらにわからなくなって混乱。

たしかに体が大きい子はその分たくさん飲ませる必要がある気がしますが、それだと更に大きくなるのでは?それで良いのかな?

 

あと、うちの子はミルクも離乳食も残さず完食するので、『完食する=足りないのでは?』と思われたのもあります。でも、それでミルク多めにあげても全部飲んだし、いつもの量でも「足りない!」と泣いたりしないので、満腹かどうかはわかりにくかったと思います。

でも、お腹すいたって泣かないから私は十分だと考えてたんですけどね。難しい。

 

混合のままだと、ミルクをあげすぎてしまうかもしれない、というのも卒乳しようと思った理由の1つです。ミルクだけなら飲ませた量が数字としてはっきりわかるので。

部分的卒乳

生後6ヶ月ぐらいから、授乳回数を徐々に減らしていきました。

授乳回数を減らして気がついたのは、「母乳をあげないと、こんなに楽なんだ!」ということ。1日2回だけ母乳で後はミルクというのは、とても楽でした。自分で考えてる以上に授乳って体力使うんですね。

最終的に、朝母乳がたまってることが多いので、朝1回だけ吸ってもらってあとは全部ミルク・・・という生活を続けていきました。だんだん母乳の出が悪くなってるのを感じました。赤ちゃんも母乳を吸う時間が10分から5分ぐらいに短くなっていきました。

卒乳した日

実家に帰省した翌朝、めちゃくちゃ疲れてて起きるのがやっとで「母乳あげるの辛い・・・」と思って授乳しないでミルクだけ作ってあげました。その時、「あ、これで卒乳しようかな」と思い、卒乳しました。

以前、卒乳した人が「最後の授乳の時、泣きながらあげたよ」と言ってた話が強烈に頭に残っていて、私も「これが最後だ」って考えたら泣きそうだったので、

 

「昨日のが最後で、もう終わり」

 

というのは、私にとってはとても楽な終わらせ方でした。

まだ終わらない

これで終われたら良かったのですが、胸が張って辛いので、子に吸ってもらいました。

急に吸わせるのをやめたのに、親の都合で「また吸って!」と言っても吸ってくれて、すまんね・・・。

 

こんな感じで、胸の張りが落ち着くまで何回か吸ってもらって(吸わせるタイミングはミルクを飲ませる前)、もう大丈夫かな?と思った時に完全に卒乳。

5月1日からまったくあげてないので今日で16日目ですが、一応卒乳出来たかな。もう胸が張ったりは無いよね・・・。

ちなみに、子の反応は

卒乳すると子が泣くという話を聞いていたので、少し身構えていましたが、うちの子は特に無かったですね。もしかしたら、私が気づかないぐらいの反応はあったのかもしれませんが、夜泣きとかは特にありませんでした。

 

毎日・毎回授乳していた頃体調を崩して授乳を休んだ時はミルクだけじゃダメで、泣いてどうしようも出来ないので、「気持ち悪いよ~」と言いながら布団の上で授乳したりしたんですが、毎日少しずつ授乳回数や時間を減らしていったのが良かったのかな?

回数減らして出が悪くなっていたので、子も執着心がそれほど無かったのかな?

 

本人に聞いてみないとわかりませんが、とにかくスムーズに卒乳できて良かったです。

 

終わりに

「卒乳するぞ!」と決めた時は、家族のせいで予定より早くなったと恨めしい気持ちでいっぱいでしたし、いろいろと辛かったですが、今は

 

「授乳しないって、とても楽だ~!」

「母乳・ミルクの混合で悩まなくて良いぞ~!」

「いつかくる卒乳に悩まなくて良いぞ~!」

 

と、わりと晴れやかな気分です。そう考えると、あのタイミングでして良かったのかも。結局、歯が生える前に卒乳したので、『噛まれて痛い』を体験することもありませんでしたし。

 

いや~・・・授乳しないと、こんなに楽なんですね。体力的にも精神的にも。

 

あと、授乳止めたらご飯を食べる量が減って「どこか悪いのかな・・・」と不安に思ってたのですが、母乳作る分減ったからなんですよね。スッカリ忘れてた。母乳作らなくなったら、腹もそんなに空かなくなる。当然ですが、人体って不思議ですね。

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