2歳4ヶ月の息子と一緒に、神奈川県川崎市にある東急電鉄の『電車とバスの博物館』に行ってみました。
これで私鉄の博物館は、
横浜の『京急ミュージアム』
海老名の『ロマンスカーミュージアム』
に続いて3つ目の訪問です。
2歳児でも楽しめたのか、平日での混み具合はどうだったかなど感想を書きたいと思います。
感想
アクセス
溝の口駅から東急田園都市線で2駅の『宮崎台駅』にあります。博物館は駅の改札を出て真正面にあるので、アクセスも良く迷うことは有りません。
ゆるいスロープを下っていくと博物館の入り口があり、同じような未就学児の子どもたちがトコトコ歩いてました。道路と違って車の心配もないので、小さい子が歩くのにもちょうど良かったです。
スロープの途中には踏切(本物の踏切があるわけでは無い)があり、たまにカンカン鳴っていました。
入り口
入るとまず最初にあるのが、ベビーカー置き場とチケット売り場です。(4階)
館内はベビーカー使用不可なので、ここに預けていくことになるのですが、平日でもベビーカー置き場はいっぱいでした。休日になると2列、3列になるのでしょうか?(私が行った日は1列でちょうどおさまる台数でした)
チケットを購入したら、自動改札みたいな機会にチケットのQRコードをかざして入場!
2歳児にやらせてみようかと思いましたが、ちょっと難しそうだったので、抱っこして大人がやりました。まだ2歳だと入場料もいらないので、入場料が必要な3歳になったら自分で入れるかな?
ちなみに、入場料は
- 大人200円
- 子供(3歳から中学生)100円
と、かなり安いです。有り難い!
館内
まずは一気にエレベーターで1階まで降りて、1階→2階→3階と見てきました。
でも、3階のグッズ売り場で売られてるスタンプ帳を先に買ってから、館内のスタンプを押して回るのも楽しそうです。
まだ2歳児にはスタンプラリーは難しそうだったので、スタンプ帳は購入しませんでしたが、大きくなって出来るようになったらやってあげたいです。スタンプを集めたら賞品も貰えるので!
1階が一番見どころがいっぱいで、古い電車やバスに乗ったり、ハンドルを握って運転することが出来ました。バスの運転席に乗るのは『京急ミュージアム』でも出来ましたが、こっちの方が空いてたのでたくさんできたのは良かったです。
新しいバスが良い子は『京急ミュージアム』、古いバスが良い子は『電車とバスの博物館』と使い分けても良さそう。(京急が好きか、東急が好きか、という違いもありますね)
混雑具合はかなり空いていたのですが、幼稚園か保育園の子たちが来ていたのでそこそこ賑わっていました。この子たちがいなかったら、ガラガラだったというレベル。小さい子向けなのか、大人だけで来てる人はとても少なかったです。(平日なのもあると思いますが)
うちの子は絶賛人見知り中なので、最初は固まって全然動いてくれませんでしたが、バスの運転席に乗ったら急に元気になって楽しそうにハンドルを回していました。そのあとは、館内を行ったり来たり歩き回って楽しそうにしてました。
電車の運転シュミレーターはまだ2歳児には難しかったので、私が代わりにやって楽しみました。自分の知ってる沿線を運転してみたのですが、知ってる建物があって楽しかったです。
あと、ここの博物館はスタッフのおじさんたちがたくさんいらっしゃいました。『京急ミュージアム』『ロマンスカーミュージアム』と違った点です。いろいろ話しかけてくれて嬉しかったです。
3階にはジオラマや有料のNゲージゾーンがありました。息子はジオラマ好きなので楽しそうに見てましたが、結構古いジオラマで、『京急ミュージアム』や『ロマンスカーミュージアム』に比べると作りがゆるい感じでした。渋谷駅の隣のエリアに田園風景があったり。(笑)109が渋谷にちゃんとあるのは、さすが東急。(笑)別のジオラマには『渋谷ヒカリエ(東急の商業ビル)』がありました。
こういう違いも、他の私鉄のジオラマ見たからより楽しめます!
息子はNゲージにまだ興味が無いようなので、無料のジオラマを見て楽しんでました。
この博物館のジオラマのすごい所は、手をタッチすると電車が走る仕組みがあること!
これなら2歳児でも出来て、すごく喜んでました!
まだジオラマを走る電車の運転は難しく出来ない子にはすごく良い仕組みだと思います!!
他の所でも、運転台以外にこういうの作ってくれたら良いなぁ。
気になった点
1階はそうでも無かったのですが、3階は展示の老朽化を感じました。
ジオラマが古かったり、のるるんの大きな人形がボロボロだったり(補修してあったけど)、モニターの画像が荒かったり、映像を映すスクリーンの色が変だったり。
募金箱があれば募金したいぐらい、なにか出来ることがあればしたかったです。
あとは授乳室が超簡易的だったこと。
子供たちが遊び回ってるすぐ近くの箱みたいなスペースで授乳はちょっとしにくい・・・でも無いよりは有り難い・・・という感じでした。
ベビーカー使用不可の施設なので、授乳をする子はほぼ抱っこ紐だと思うのですが、簡易ベッドみたいなちょっと子供を寝かせられるスペースがあったら助かると思いました。
グッズ売り場
最後に、3階のグッズ売り場で買い物。
個人的には『京急ミュージアム』『ロマンスカーミュージアム』よりも、「欲しい!」と思うものがたくさんありました。3000円ぐらい購入。
特に『パネルワールド 走る!東急バス』(1870円)というおもちゃがお気に入りで、他のバス会社も作って欲しいです!
1870円と値段も手頃ですし、ぐるぐる走るバスがとっても可愛いです。
うちは電車より『バス派』なので、バスのおもちゃがあるのめちゃくちゃ嬉しい!
息子は『バスコレクション』が欲しいとアピールしてましたが、『バスコレクション』は2歳児にはまだ早いので買いませんでした。(対象年齢15歳以上ですし)
この『パネルワールド 走る!東急バス』も3歳以上のおもちゃなので、パネルの組み合わせはまだ息子には難しいですが、ぐるぐる走るバスを見てるだけでも楽しそうでした。
『パネルワールド』シリーズを他にも買おうかな。(でも、『パネルワールド』は他はほぼ鉄道しかない・・・あと、モルカー・・・)プラレールより手軽でコンパクトなので、狭い家にはちょうど良かったです。
食事
館内は飲み物は指定の場所でだけ飲めましたが、食べるのは禁止。
近くに未就園児でも食べられそうな飲食店は特に見当たらなかったので、近くの『宮崎第一公園』で買ったり作ってきたものを食べるか、溝の口駅周辺で飲食店を探すのが良さそうだと思いました。
電車とバスの博物館の入館券で、いろいろ割引のサービスもありました!
終わりに
広さで言ったら、『ロマンスカーミュージアム』>『電車とバスの博物館』>『京急ミュージアム』。館内の移動のしやすさは『ロマンスカーミュージアム』>『京急ミュージアム』>『電車とバスの博物館』。
他の2施設には無かった、無料の運転シュミレーターがあったのが有り難かったです。(有料のもありますが)
そこそこ楽しかったのですが、いろいろ惜しい点が多い博物館だと感じました。
たぶん、B棟の『キッズワールド』が無くなってしまった点も大きいと思います。ここにはプラレールやキッズシュミレーターもあったそうなので、ここも含めたら総合的な満足度も高かったんじゃないかな?(行ったことが無いので予想ですが)
ちなみにB棟はコロナ禍以降、シェアオフィスに暫定活用されています。
夫と2人で子供連れで行って、片方が子供と『電車とバスの博物館』で遊んで、片方はシェアオフィスで仕事だったり好きなことをする・・・ということもしても面白そうだと思いました。
シェアオフィスもいつまで続くかわかりませんし、博物館のシェアオフィスというのも面白そうなので一度入ってみたいです。
↓帰りに宮崎台駅すぐそばの『ロワール』という洋菓子屋さんでケーキを買って帰りました。
昔ながらのケーキ屋さんで、『たぬきケーキ』が買える貴重なお店。こういうケーキ屋さん大好きです!(お値段も手頃)