第一子の出産のとき、夫に『立ち会い出産』をしてもらいました。
夫の立ち会い出産と言うと、「夫に父親の自覚が芽生えて良い」とかそういったメリットを聞きますが、実際してもらって、「こんな理由で、やってもらって良かったと思うとは予想外」というのが私の感想です。
夫に立ち会い出産してもらった感想
夫の仕事中に入院になったらどうしようなんて話してましたが、陣痛が始まって入院になったのが偶然休日だったので、夫も一緒に病院に行くことが出来ました。
病院に着いた時点で子宮口はまだ全開では無かったので、夫には一旦家に帰って貰いましたが、子宮口6cmだか7cmぐらいで、一人で歩くのがやっとだったので入院バックをもって一緒にきてくれただけでもめちゃくちゃ助かりました。
子宮口全開になるまで、病室で一人でうーうー苦しみました。ここは別に夫の付き添い無くて良かったです。私は。
めちゃくちゃ苦しかったですし、うめき声をあげて、出血もしていたので夫が一緒にいるよりは一人の方が気が楽でした。
さて、子宮口全開になったのでお産をする部屋に移動になります。その時点で夫に電話で連絡しました。移動後、一人でうーうー苦しんでたら夫が登場。ここからどれぐらい時間がかかったのかは忘れてしまいましたが、無事出産できました。
この立ち会い出産の間に夫がいて良かったことは、
- 飲み物を好きなタイミングで飲ませてくれたこと
- 写真や動画撮影をしてくれたこと
- 出産後の話し相手になってくれたこと
- 出産後、今後の相談ができたこと
この4つです。この4点で、本当に立ち会い出産してもらって良かった!と思いました。
飲み物を好きなタイミングで飲ませてくれたこと
助産師さんより夫のほうが気軽にたのめて良かったです。
「今飲みたい」「あれ飲みたい!」「飲ませて!」とガンガンお願いできました。ペットボトルストローをさした飲み物を数本用意しておいて、それを好きなタイミングで飲ませてもらった感じです。
出産後は飲み物が無くなってしまったので、わざわざ買いに行って飲ませてくれました。助かりました。
写真や動画撮影をいろいろしてくれたこと
生まれたての子や、出産中の動画をいろいろ撮っててくれました。
動画は恥ずかしいので正直まだ一度も見ていませんが、撮ったものがあればいつか見ることが出来るので撮っておいてもらって良かったなと思います。(撮ってくれと頼んでなかったので、撮ってたことを後で知って驚きましたが)
助産師さんが家族写真を数枚撮ってくれましたが、夫が撮った産まれたばかりの息子だけの写真が私は特に気に入っているので嬉しかったです。助産師さんもこれは写真を撮れるタイミングでは無かったので。(私自身も)
出産後の話し相手になってくれたこと
出産後一人でぼーっとしてるより、夫と何気ない会話ができて楽しかったです。いろいろ話したい気分でしたし、単純に楽しかったのでいてくれて良かったなと思いました。
出産後、今後の相談ができたこと
出産予定日より10日以上前に産まれてしまったので、今後どうする?という相談がすぐ出来たのは良かったです。親戚の誰に連絡するかとか、何を相談したかもう忘れちゃいましたが、不安に思っていることはお互い言い合ってどうするか確認できたので良かったです。
その他
テニスボールでお尻を押す係
立ち会い出産のときに夫にやってもらうことで、『いきみ逃し』が有名ですが私はまったくやってもらって無いです。
子宮口全開になった後も、赤ちゃんの頭が高かったので必要だったのですが、ベテラン助産師さんの『いきみ逃し』がものすごく上手で、「助産師さんに押してもらうだけでものすごく楽になる!」と感動していました。
子宮口全開になってから夫にやってもらうケースは無いのかもしれませんが、私は助産師さんにやってもらえば十分だったので夫の手助けは不要でした。
終わりに
正直、立ち会い出産をしたかどうかで夫の父親の自覚が変わったのかどうかは私にはさっぱりわかりません。でも上に書いた4つの理由で私はとても助かったので、やってもらって本当に良かったです。
第二子の出産時は、第一子を夫に見てもらわないといけないので立ち会い出産は無しですが、いない場合も体験してみて「あの時はいてくれて良かったなぁ」になるのか、またどんな感想を自分が持つのか楽しみにしたいと思います。