結婚する前に買った、漫画『コウノドリ』を見つけたので久しぶりに読んでみました。産婦人科が舞台の、出産などの話が描かれた作品です。(←全部で32巻あるのですが、私は8巻までしか持っていないので最終的にどうなるのかわからず、ぼんやりとした説明になってます。)
自分の妊娠前と後では印象が変わった
妊娠前はぼんやりとした妊娠・出産の知識しか無かったのですが、妊娠した後だと知識も増えたので読んでいてより楽しめました。楽しめた・・・という表現が適切かは、テーマが重いので微妙ですが、知識がある分より理解が出来た感じです。
例えば、妊婦健診に一度も行っていなかった妊婦さんの話。
妊娠前は、「行けない人もいるよね・・・」という印象でしたが、今読むと「一度も妊婦健診行かずに出産するなんて恐ろしい!」「真面目に妊婦健診してた妊婦さんの出産の枠を使われるのは困る!(産婦人科の出産の枠に余裕がないことを学んだので)」とガラッと変わりました。
そもそも、出産するまで妊婦健診に何回行くかも知らなかったし、行って何するかも知りませんでしたから・・・。
子宮外妊娠の可能性もあるし、一度も検診受けないのはとても怖いです。どんな事情があっても、絶対、行って欲しい。
他にも、
今まであんまり気にしなかったけどさ
妊婦さんとかベビーカー押してる家族って 結構いるよな
引用元:コウノドリ 4巻
このセリフもよくわかります。
妊娠する前も、妊婦さんやベビーカーを押してる家族は見てはいたし、妊活中は見かけると正直辛いな~と思う時もありましたが、妊娠してからは前以上に「こんなにたくさんいたんだ!」と目につくことが増えました。
自分が妊娠してから周りの妊婦さんが増えたわけではなく、やっぱり自分が妊娠すると特に目につきやすくなるものなのかもしれません。
新型コロナ禍での妊娠というのもあってか、勝手に仲間のように思って見てしまいました。(苦笑)
あと、抱っこひもとかベビーカーとか「どこのメーカーだろう?」って思いながらチラッと見てしまいますね。参考にしたくて・・・。
早産の話も、何週から早産になるのかも知らなかったですね。10月10日で、だいたい40週で出産するのは知ってましたが、「それより早いのが早産だよね・・・、どれぐらい早いと早産なの?」って感じで。
30週未満で生まれちゃう怖さも今ならわかりますし、本当小さいし、「37週まではお腹にいてくれ~」って気持ちもわかります。
漫画『コウノドリ』を読んで、妊娠中、外出する時はいつも以上に周囲に気をつけなければという気持ちにもなりました。(そういうエピソードがあったので)
わりと気軽に、久しぶりに引っ張り出して読んでみましたが、面白いしスルスル読めるので9巻以降も買おうかなと考えてます。出産の準備が出来たら、そのご褒美にしようかな。まだ買えてないものもあるので。
無事出産できたら、その時に読むとまた印象も変わるのかな?
妊娠前に読む。妊娠中に読む。出産後に読む。
同じ本でもそれぞれで印象が変わったら面白いなと思うし、今だから持てる感想なのかもしれないと思うと、今読んでおこうという気にもなりました。
あと、個人的にはドラマ版より漫画版の方が好きです。
ドラマはチラッとしか見てないのでほとんど覚えていませんが、妊婦さんや家族が感情的に話す場面は、実写で見るのはなかなかしんどいので。漫画なら文字を読む、絵を見るだけなのでそこまで負担は無く読めます。この辺は好みですね。
私は妊娠後期(妊娠9ヶ月)になってから読み返したので、これからの妊娠・出産で役立ちそうという感じでは無いですが、このまま無事出産出来るかわからないぞ、ということも頭の片隅に置いて残りの妊婦生活を過ごそうと思います。
(追記 2021/9/2:『コウノドリ』8巻には妊娠後期でも役に立つエピソードがありました!)
なかなかショックな話もあるので、妊婦さんによっては今は読まないほうが良いかもしれない、ということもありそうですね。
この辺はどうなんだろう?
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